トヨタ自動車と言えば、日本を代表する企業ですよね。

最終学歴が高卒の人が、トヨタ自動車に正社員で就職できるのでしょうか?

結論は、できます!

 

あのトヨタ自動車に高卒で正社員採用されるための方法をご紹介します。

また、高卒の中途採用で転職した場合の年収や給料の相場や、仕事内容などもご紹介します。

トヨタ自動車に高卒で正社員で中途採用される方法

トヨタ車

まず、トヨタ自動車の「期間従業員」に応募します。

引用元:トヨタ自動車「期間従業員情報

 

期間従業員とは、別名「期間工」とも言われています。

期間従業員は、いわゆる契約社員です。

正社員ではありません。

 

「え~、正社員じゃなきゃ嫌だ…」という人もいるかもしれませんね。

 

ですが、トヨタ自動車の期間従業員は、働きぶりが良ければ正社員になれるチャンスがあります。

正社員登用制度があり、2017年度には316人がトヨタの正社員になっています。

 

天下のトヨタ自動車ですから、大卒しか正社員になれないイメージがありましたよね。

実はこの「高卒の人がトヨタ自動車の正社員になれる方法」は、知っている人は知っている有名な話です。

 

ですが、工業系やメーカーを転職の選択肢に入れていなかった人には、ちょっとビックリの内容かもしれません。

※正直、僕も知りませんでした(^^;

トヨタの期間従業員は未経験でもできるのか?

製造業

トヨタ自動車の期間従業員の仕事内容は、トヨタの工場で車を造る仕事です。

ライン作業とも言いますね。

 

「車を造る工場で働いたことがない…」

「工業高校卒じゃない…」

「そもそも、製造業をやったことがない…」

という人でも大丈夫です。

 

期間従業員の募集資格は「3ヶ月以上働ける満18歳以上の人」なので、高卒以上であれば働けます。

車に関しての知識も必要ありません。

入社してから研修で習うようです。

 

そのため、未経験でも大丈夫です。

トヨタの期間工の採用倍率や就職難易度は?

説明会

トヨタ自動車の期間従業員の採用倍率や就職難易度は低いようです。

全国で期間従業員の選考会を開催しているようですので、積極的に人材を採用したいのだと思われます。

引用元:トヨタ自動車「期間従業員募集の選考会日程

比較的、就職しやすいようです。

期間従業員の給料は?初任給や年収はどれくらい?

期間従業員として初めて働く場合でも、初任給(月給)28万円くらいもらえるようです。

契約社員ながら、かなり高い給料ですよね。

給料

年収は、1年目から400万円以上も可能なようです。

残業手当や深夜手当も多いため、がんばればけっこう稼げます。

 

また、契約期間を満了するたびに満了慰労金や満了報奨金がもらえます。

正直、中小企業の正社員よりも稼げます。

契約社員はいつまで働けるの?

作業員

トヨタ自動車の期間従業員の契約期間は最初は3ヶ月です。

その後は6ヶ月ごとの更新になっています。

 

その後も更新はできますが、働ける期間は最長2年11ヶ月です。

調べてみたところ、その後の契約延長はないようです。

 

つまり、この2年11ヶ月の間に正社員試験に合格する必要があります。

どこで働くの?

期間従業員の勤務地は愛知県の豊田市、碧南市、田原市の工場です。

愛知県

愛知県に住んでいない人でも大丈夫です。

寮完備のため県外から就職することもできます。

 

寮費は無料のため家賃はかかりません。

冷暖房、TV、冷蔵庫、寝具も完備されており、寮の食事代も安いです。

 

生活するのにあまりお金がかからないのに給料が高いため、かなり貯金もできそうです。

貯金

風呂やトイレは共用のようですが、部屋は1人で使えます。

寮と工場の往復はバスが出ているため、通勤の交通費もかかりません。

辛い仕事なの?

辛い仕事かどうかは人によるため、なんとも言いにくいところです。

工場作業員

工場勤務のため、朝早いシフトや夜遅いシフトがあります。

工場作業なので体力は必要かと思われます。

 

決して楽な仕事というわけではなさそうです。

※楽な仕事は世の中にないです。

 

そのかわり、2時間おきに休憩があるなど、体力面の考慮はされているようです。

 

工場系の仕事を全くやったことがない人は、慣れるまでは大変かもしれませんね。

また、接客・販売・営業系の仕事をしてきた人は、工場内であまり人と話さない環境にとまどうこともあるかもしれません。

※これは慣れるしかありませんね。

 

また、豊田市、碧南市、田原市で暮らすことに抵抗がある人には少々つらいかもしれませんね。

※割とのどかな町です。

期間従業員から正社員になるためには?

面接

正社員になるための条件は、期間従業員を1年以上続けた人で、グループマネージャーから推薦を受けた人です。

グループマネージャーとは、工場長を取りまとめる偉い人です。

 

試験は正確にいうと、正社員試験ではなく「準社員試験」を受けることになります。

準社員試験に合格して準社員になり、3ヶ月経過すると正社員登用試験を受けることができます。

 

つまり、正社員までの道は、

  1. まずは期間従業員で就職
  2. 準社員試験に合格
  3. 正社員試験に合格

となります。

 

ちなみに、正社員登用試験はそこまで難易度は高くないようです。

準社員時代の3ヶ月に特に大きな問題を起こしていなければほとんどは正社員になれるそうです。

 

よって、期間従業員から準社員になるための「準社員試験」が最難関ということです。

準社員試験を受けられるのは1年に1回だけです。

 

期間従業員の最長期間は2年11ヶ月ですので、準社員試験のチャンスは2回のみです。

この2回のチャンスをものにしないとトヨタの正社員にはなれません。

不採用

なかなか厳しいですよね。

準社員試験の試験内容は?

準社員試験の内容は、筆記試験と面接のようです。

筆記試験はSPI試験で、科目は国語と数学です。

社員試験

筆記試験は中学生レベルの国語と数学です。

中学生レベルですから、国語と数学の勉強をきちんと勉強しておかないと不合格になります。

 

筆記試験と面接の難易度は10段階で言うと、筆記試験が4、面接が3くらいです。

一番の評価は期間従業員時代の働きぶり

いくら筆記試験と面接の内容が良くても、準社員試験には合格できません。

期間従業員時代の働きぶりが一番の評価です。

作業着男性

 

期間従業員時代の働きぶりについてですが、とにかくきちんと仕事を遂行することが一番です。

  • 不良品を出さない
  • 欠勤しない
  • 早退しない
  • 遅刻しない
  • あいさつや返事をきちんとする

ということは当たり前ですし、人として気持ちの良い人間に写らないとダメでしょうね。

 

  • 社員さんと仲が良い
  • 付き合いが良い
  • イベントに積極的に参加する

というようなことも正社員登用には大切です。

期待

上司からの推薦は正社員登用には重要です。

「あいつ働きっぷりもいいし、いい奴だから」は最高の評価ポイントです。

 

暗い、挨拶や返事の声が小さい、付き合いが悪いという人は、そりゃ印象悪いです。

※別にトヨタ自動車の評価に限った話ではありません。

 

そして、仕事で上司の予測を上回ることも大切です。

上司が「あいつ、これくらいはやるだろうな」という予測を上回ってやるのです。

 

そうすれば当然インパクトが大きいですから「あいつ仕事できるな!」と印象に残ります。

それが「あいつは仕事できるから正社員にして良いと思う」という話題になっていくのです。

 

上司がグループマネージャーに推薦してくれて、グループマネージャーから「正社員試験受けてみない?」と声がかかるようになりましょう。

※ただし、トヨタでは1年以上期間従業員を続けている人には、ほぼ全員正社員試験の声はかかるようです。

正社員を目指すなら若い方が有利

トヨタに限らず、企業は正社員にするなら若い人材を好みます。

長期で人材育成できるからです。

 

例えば、20代と40代を比較すると、企業側は「どちらの方が長く企業に貢献してくれるか?」と考えるのです。

もちろん20代ですよね。

そのため、若いということは大きな武器です。

 

ただし、若いから準社員試験や正社員試験に有利という意味ではないので、油断しないようにしましょう。

あくまでも人より仕事ができて、社内の人間関係が良好であることは最低条件です。

トヨタの正社員の年収やボーナス

給料明細

トヨタの正社員になれた場合の年収、給料、ボーナスをご紹介します。

トヨタでは役職によって年収が変わる仕組みになっています。

 

役職を上から並べると、

  1. 工場長
  2. 組長
  3. 班長
  4. チームリーダー
  5. 中堅技能職
  6. 初級技能職
  7. 基礎技能職

となっています。

 

期間従業員から正社員登用された1年目は基礎技能職になります。

昇格試験を受けて合格すると役職が上がっていきます。

もちろん、高卒であっても、昇進や出世することができます。

各役職の平均年収

給料2

  • 工場長、組長:年収1000万円以上
  • 班長、係長:年収800万~900万円
  • チームリーダー:年収500万~600万円
  • 基礎技能職、初級技能職、中堅技能職:年収400万~500万円

のようです。

 

役職がつくのは年収と大きく関係があるようですね。

 

年齢による年収の変化ですが、30代後半から40代で年収は大きく増えるようです。

40代になると年収800万円を超えてくるようです。

ちなみに、工場長の退職金は2000~3000万円とも言われています。

ボーナスの情報

高卒でトヨタの正社員になった場合、最初のボーナス金額は約30万円のようです。

ボーナス

各役職のボーナスもご紹介します。

トヨタ自動車はボーナス金額を公開していないので、想定のボーナス額になります。

年間ボーナス額が月給約4ヶ月分だとすると、

  • 工場長、組長:約250万円
  • 班長、係長:200万~225万円
  • チームリーダー:125万~150万円
  • 基礎技能職、初級技能職、中堅技能職:100万~125万円

くらいと想定できます。

※あくまでも想定額なので、実際のボーナス金額とずれる可能性もあります。

住宅ローンやカーローンも借りやすい

マイホーム

トヨタの正社員になれると住宅ローンやカーローンはかなり多く借りられます。

やはりトヨタの信用度はすごいですね。

期間従業員から正社員になった後の仕事内容

準社員や正社員になっても工場作業は変わりません。

車のデザインを設計したり、車の研究をするような花形の仕事は大卒でトヨタに入社した人たちの仕事です。

ちなみに、そちらの花形部署にはいけないようです。

まとめ

いかがでしたか?

最終学歴が高卒でも、トヨタ自動車の正社員になることができます。

ただし、準社員試験と正社員試験に合格する必要があります。

 

興味がある人、チャレンジしてみたい人は、トヨタの期間従業員の選考会に参加して話を聞いてみると良いでしょう。

選考会については、全国各地で行われています。

 

本人の努力次第では、トヨタの正社員になれる可能性があります。

2018年、トヨタ自動車では、期間従業員からの正社員登用の人数を増やすという発表もありました。

引用元:毎日新聞「トヨタ、非正規日給100円上げ 400人を正社員に

 

トヨタの正社員になるチャンスかもしれませんね。

もちろん、本人の努力がもっとも重要です。

 

高卒からトヨタの正社員になりたい人の参考になれば幸いです。