JR東日本では、社会人採用(プロフェッショナル採用)をしています。
応募に必要な最終学歴は高卒以上、年齢は37歳までエントリーできるとあって、とても人気の転職先です。
駅や電車内で、社会人採用のポスターを見たことがある人も多いでしょう。
JR東日本は鉄道インフラを持っていますから、潰れるような会社ではありません。
しかし、JR東日本のような大手企業の中途採用ですから、応募が殺到します。
中途採用の採用倍率はとても高いです。
この記事では、
- 社会人採用の採用倍率
- 募集職種
- 選考フロー
- 筆記試験の内容
- 年収
- 口コミや評判
- 2chの内容は本当なのか?
- 最終学歴が高卒でも採用されるのか?
をご紹介していきます。
あなたの転職活動の参考になれば嬉しいです。
それでは、さっそく見ていきましょう(^^)
目次
JR東日本の社会人採用の採用倍率や難易度は?
JR東日本の社会人採用の募集要項を見てみると、
- プロフェッショナル採用
- ポテンシャル採用
があります。
ポテンシャル採用はエリートの総合職、プロフェッショナル採用は現場職という感じです。
ポテンシャル採用は、最終学歴が高卒の人はエントリーできません。
応募資格が「4年制大学を卒業された方または大学院を修了された方」となっているためです。
高卒の人はプロフェッショナル採用にエントリーすることになります。
応募資格が「高等学校卒業以上の37歳までの人」だからです。
参考:JR東日本「社会人採用(正社員)採用情報」
JR東日本の社会人採用(プロフェッショナル採用)の採用倍率は、60~70倍と言われています。
かなり高倍率ですよね。
転職の難易度は高い企業と言えます。
JR東日本の社会人採用の応募数は18000~20000人と言われています。
募集要項にある採用人数が約300人のため、
- 18000人÷300人=60倍
- 20000人÷300人=66倍
くらいの採用倍率です。
プロフェッショナル採用の募集職種は大きく分けて、
- テクニカルエンジニア(技術系の専門職)
- 駅勤務
- 国際事業
- 技術事務
- 事業用地管理
の5つです。
未経験からでもチャレンジできるのは駅勤務です。
駅勤務は未経験でも転職できるため人気は高いですが、募集人数は30~40名ほどですので、非常に狭き門です。
募集人数の300名のほとんどは、技術職や実務経験者の採用なのです。
よって、駅勤務の採用倍率は100倍を超えます。
転職の難易度はかなり高いです。
社会人採用の募集職種
プロフェッショナル採用の社会人採用の募集職種を細かく見ていきましょう。
JR東日本の社会人採用(プロフェッショナル採用)の応募資格には「職務経歴は問いません」と書かれていますが、現実的には職務経歴が問われないのは駅勤務だけでしょう。
駅勤務以外の職種は、前職までの豊富な実務経験が必要です。
テクニカルエンジニア
テクニカルエンジニアの職種には、
- 保線・保守土木
- 列車制御システム・エネルギー・情報通信
- 車両
- 機械設備
- 土木(建設工事)
- 建築
があります。
すべて、前職までに実務経験が必要です。
技術者は不足していますから、きちんと実務経験や国家資格があれば採用されやすいです。
駅勤務
駅勤務は未経験からでも応募できます。
JR東日本の社会人採用ページの「先輩紹介」の中には、前職が保険会社だった人が駅勤務に採用されています。
「実務経験はないけど、JR東日本で働きたい!」という人は、駅勤務に応募しましょう。
参考:JR東日本「社会人採用(正社員)採用情報、先輩紹介」
ただし、採用人数は30~40人と少ないので、採用は激戦になります。
中途採用の駅勤務の採用人数が少ない理由は、駅勤務は新卒採用で人手が足りているからです。
新卒採用とは、高校、専門学校、大学、大学院を卒業後、すぐにJR東日本に就職する人たちのことです。
JR東日本の新卒のプロフェッショナル採用の採用人数は1100人です。(2018年データ)
1100人も採用しているため、中途採用の駅勤務の人数は少ないのです。
おそらく、新卒採用のプロフェッショナル採用の欠員が出た場合の穴埋めでしょう。
国際事業
国際事業は海外の鉄道プロジェクトに参画する部署です。
日本の鉄道普及率は世界一です。
世界各国では、まだまだ鉄道インフラが未成熟なところが多く、多くの実績を持つJR東日本が海外の鉄道プロジェクトに参画することで、ビジネスチャンスにしています。
国際事業ですから、
- 英語が堪能
- 海外での勤務経験
- 鉄道会社での勤務経験
などが求められますので、未経験から始められる仕事ではありません。
技術事務
技術事務は、建設や電気設備などの工事に関わる事務を担当します。
JR東日本の設備の工事をするには、社内調整や官公庁、インフラ系企業との調整や契約が必要です。
土地の取得、権利変更など不動産に関することや、工事にかかる費用計算や費用調整も行います。
「事務」とありますが、一般企業の事務職をしてきた人に務まる仕事ではありません。
建設の知識、不動産の知識、契約に関する知識など、かなりのスキルが必要です。
事業用地管理
事業用地管理とは、JR東日本が保有する事業用の土地の管理や、土地を活用する際の調整業務を行う部署です。
不動産登記や、近隣住民との調整、行政との調整も行いますし、保有する土地を活用するための施策、土地の売却をすることで資産の無駄をなくすのも仕事です。
不動産に関する知識や実務経験が必要です。
前職で不動産活用に関する実務経験が豊富にないと、採用されないでしょう。
引用元:JR東日本「社会人採用(正社員)採用情報」
選考フロー
JR東日本の選考フロー(採用までの流れ)をご紹介します。
- JR東日本のサイトからエントリー
- 書類選考
- 筆記試験
- グループディスカッション
- 面接
- 内定
です。
書類選考
書類選考の倍率は2~3倍です。
書類選考の段階で半数以上が落とされます。
エントリーシートでは、
- 今までの仕事等におけるあなたの「挑戦」を具体的に教えてください。また、それによってあなたが得たことを記入してください。(400文字以内)
- 鉄道を利用されるお客さまのために、あなたはどのように貢献することができますか。これまでの仕事等で得た経験に基づいて具体的に記入してください。(600文字以内)
を書く必要があります。
エントリーシートのコツは、あなたの挑戦から得た経験が、JR東日本にどのようなメリットになるかを具体的に説明することです。
また、エントリーシートにはTOEICの点数の記入欄があります。
駅勤務や国際事業は英語ができた方が採用されやすいでしょう。
特に、駅勤務は外国人から英語の質問が日常的にありますので、英語力は必要です。
2020年の東京オリンピックで多くの外国人眼光客がJR東日本を利用することも想定しているのでしょう。
筆記試験の内容
筆記試験の内容は、
- SPI-G
- クレペリン検査
- NR検査
です。
SPI-Gとは、中途採用向けの筆記試験です。
性格を診断する適正テストと、国語や数学の知的能力テストがあります。
SPI-Gの本を買って勉強することをおすすめします。
※ぶっつけ本番は危険です。
クレペリン検査とは、計算能力や注意力、集中力などを測定するための検査です。
一列に並んだ一桁の数字を隣同士でひたすら足し算していきます。
横に140個の数字がならび、それが28行くらいあります。
1分経つとアナウンスがあるので、次の行の計算を始めます。
クレペリン検査も必ず練習しましょう。
NR検査は成人用の知能検査です。
図形判断の問題が多く、脳トレをしているような検査です。
NR検査は特に準備はしなくても良いでしょう。
現場で解けるレベルの問題が多いですし、問題集もほとんど売っていません。
グループディスカッション
グループディスカッションは3~6人で行います。
テーマが出題されるので、討論を行います。
現場の雰囲気を見て、自分の役割を判断しましょう。
引っ込み思案な感じの人たちが多ければ、積極的にリーダーシップをとって、周りの人が発言しやすい空気を作りましょう。
誰かがリーダーシップをとってくれたときは、人の意見をきちんと聞いた上で、自分のアイデアをわかりやすく簡潔に伝えましょう。
グループディスカッションも練習をしておくことをおすすめします。
面接
面接では、エントリーシートに沿った質問が多いです。
エントリーシートで書いた、あなたの挑戦から得たものが、JR東日本にどうメリットがあるのかを突っ込んで聞かれます。
論理に矛盾点がないようにしましょう。
エントリーシートの内容を誰かに聞いてもらうのもおすすめです。
また、必ず面接の練習をしてから本番に臨んでください。
鉄道に関する知識は問われません。
技術職は今までの実務経験や保有資格についても聞かれます。
JR東日本の年収は?
JR東日本の平均年収は710万円です。
引用元:JR東日本「有価証券報告書」
JR東日本の給料の特徴をご紹介します。
- 社会人採用の給与は、年齢と学歴と勤務地で決まる
- 昇給は年1回5000円くらい
- 賞与・ボーナスは年2回で、約6ヶ月分
- 基本給は安く、ボーナス、残業代、手当で稼ぐ感じ
- 残業代と夜勤手当はバッチリもらえる
- 残業代は10分単位でもらえる
- 係職→指導職→主任職→主務職→主席→係長→助役と昇進していき給料が上がる(試験あり)
- JR東日本の電車は無料で乗り放題
- 自動車の通勤手当は出にくい
- 扶養手当は、扶養家族1人につき月10000円
- 主務職以上になると扶養手当はもらえない
- 住宅手当は東京都内で月30000円が上限、地方は15000円が上限
- 都市手当制度があり、東京は基本給の15%が加算される。都会の方が給料が高い
- 社宅は最長15年住める。地方は月数千円の物件があり、東京都内は月2~3万円
となっています。
社会人採用の年収
社会人採用の年収例をご紹介します。
JR東日本の年収情報が書かれているサイトは多いですが、ほとんどが新卒採用の年収情報です。
中途採用者の年収情報は少ないため、調べてみました。
年収は、採用区分、職種、地域、残業代によって大きく違います。
下記は、ボーナス、残業代、各種手当を含む年収情報です。
都市圏勤務の年代別の年収
東京23区など、都市圏の年代別の年収の情報です。
- 25歳まで:年収400万~500万円
- 26~29歳:年収500万~600万円
- 30~34歳:年収600万~700万円
- 35~39歳:年収700万~800万円
- 40~44歳:年収750万~1000万円
- 45~55歳:年収1000万~1100万円
となっています。
40歳以降は助役に昇進する人もいます。
助役になると年収1000万円を超えてきます。
助役にならなければ年収は850万円が上限です。
地方勤務の年代別の年収
都市圏を除く地方勤務の年代別の年収の情報です。
- 25歳まで:年収300万~400万円
- 26~29歳:年収400万~500万円
- 30~34歳:年収500万~600万円
- 35~39歳:年収600万~650万円
- 40~44歳:年収650万~900万円
- 45~55歳:年収900万~1000万円
となっています。
地方勤務でも、助役になると年収1000万円が見えてきます。
助役にならなければ年収は750万円が上限です。
JR東日本の年収を研究してわかったこと
技術職の方が非技術職よりも、年収が50万~100万円ほど高いです。
また、乗務員も給料は高めです。
※ただし、社会人採用から乗務員になれる人は稀です。
正直、係長クラスまでは役職が理由で大きく年収が上がるわけではありません。
役職で大きく年収が上がるのは助役以上です。
ただし、社会人採用で昇進できるのは助役までというケースが多いです。
若手社員の年収の内訳は、
- 基本給:50%
- 残業代:10%
- ボーナス:27%
- その他手当:13%
管理職の年収の内訳は、
- 基本給:45%
- 残業代:18%
- ボーナス:20%
- その他手当:17%
となっています。
※もちろん、勤務地、学歴、職種によって違うため、あくまでも目安です。
JR東日本の評判や口コミ
JR東日本の口コミや評判を調べてみました。
転職の参考にしてください。
体育会系企業
JR東日本は体育会系企業と言われます。
男女比は、男性88%、女性12%で男社会の会社です。
飲み会も多く、積極的に飲み会に参加する人が出世します。
特に、管理職になると飲み会は増えます。
厳しい上下関係があり、上司に気に入られないと昇進は難しいです。
国鉄時代の古い体質が残る
国鉄時代の古い体質が残り、堅い会社です。
公務員のような気質も残っています。
組織は縦割り組織で、トップダウンです。
保守的なため、意思決定のスピードは遅いですし、前例がないと動けないことが多いです。
中途入社後の研修はしっかりしている
中途入社でも、しっかり半年間研修があります。
研修施設に泊まり込んで研修が行われます。
長期の人材育成をしているためです。
ただし、業務に活かせる研修内容であるかは別です。
終身雇用の安定企業
鉄道インフラを持っているJR東日本が潰れることは考えにくいです。
新幹線では独占企業です。
経営状態も安定しており、終身雇用ができる企業です。
給料も年功序列で、中堅まではみんな同じです。
安定した大企業に転職したい人には良いでしょう。
ただし、採用倍率は非常に高いです。
不規則勤務
鉄道サービスは24時間動いているため、勤務はシフト制です。
24時間勤務のシフトもあるため、体力が必要です。
もちろん、24時間勤務明けは2日休みになりますが、夜勤があったり、仮眠をとりながらの勤務は体にこたえます。
技術系の仕事は、終電~始発の間に行う作業も多く、夜型の勤務体系になりがちです。
拘束時間が長いことを理由に退職する人もいます。
労働組合の活動は強制参加
JR東日本は労働組合が強く、労働組合のイベントは強制参加です。
ワークライフバランスが崩れる原因の1つです。
また、労働組合の役員になってしまうと、仕事以外に労働組合の活動に多くの時間を割くため、かなりプライベートが削られてしまいます。
女性は働きやすい?
男性優位の会社ですが、JR東日本では女性採用や女性の管理職登用に力を入れています。
妊娠、出産、育児への理解もあります。
産休や育休を取得する女性は多く、復職する社員も多いです。
育休から復職後は時短勤務も可能です。
ただし、時短勤務は子供が3歳になるまでです。
※他の企業と比べると、少々短いですね。
しかし、部署によっては女性が働きにくい部署もあります。
技術系の女性は1割くらいしかおらず、離職率は高めです。
女性であっても泊まり込みの勤務があります。
仮眠室はオートロックがついているため安心ですが、深夜の仕事は体力が必要です。
体力的にも精神的にも厳しい仕事です。
女性で管理職を狙うなら、独身をつらぬく覚悟が必要です。
転勤がある
基本的に勤務地は自分で選べません。
社会人採用の主な勤務地は東京、横浜、八王子、大宮、千葉、高崎、水戸、仙台、盛岡、秋田、新潟、長野の各支社エリアです。
当然、転勤がありますので、そのつもりで。
最低でも5年は異動の希望は通らないと思ってください。
残業の多さは部署と上司による
残業の多さは部署によります。
残業の少ない部署もあります。
JR東日本全体としては、あまり残業は多くない会社です。
ただし、残業好きな上司の元だと、なかなか帰りにくい雰囲気があり残業時間が長くなることがあります。
東京23区内は忙しいため、どうしても残業が多くなります。
会社としては残業をさせないようにしていますが、忙しいのに残業をさせない部署は、どんどん仕事が溜まっていってしまうデメリットもあります。
家に仕事を持ち帰る人もいます。
ワークライフバランスは良いの?
ワークライフバランスも部署によります。
部署によっては、残業しないように言われたり、有給休暇がとりやすい部署もあります。
人手が足りない部署ではどうしても残業が増えたり、有給休暇が取得できなかったりします。
人手が足りない部署は、有給休暇を買取りで、休日出勤する社員もいます。
経理や財務などお金を扱う部署の中には、月の残業時間が100時間を超える部署もあります。
技術系は、夜勤明けに研修や打ち合わせが入ることもあり、なかなか帰れないことも。
また、労働組合の活動、休日の社内イベント、飲み会の参加があるため、ワークライフバランスが悪いときもあります。
ちなみに、有給休暇は入社1年目は15日付与され、1年ごとに1日増えていきます。
年間休日は114日です。(他の企業と比べると少なめです)
テクニカルエンジニアの休日は、主に土日祝です。
昇進試験がある
昇進するには、昇進試験に合格する必要があります。
試験の内容は難しいため、勉強が必要です。
いつまでたっても昇進試験に合格できず、昇進できない人もいます。
解答用紙は返還されず、点数や順位もわからないため、何が悪かったのかがわかりません。
また、昇進には上司の評価が大きく影響します。
残念ながら、個人の能力や成果はほとんど評価に反映されません。
正直、上司へのゴマすりは大切です。
飲み会の参加率や、飲み会で上司を喜ばせる能力も必要です。
試験で良い点数がとれて、上司に気に入られた人が昇進する仕組みです。
人事評価は年度末に管理職が、項目ごとに5段階評価と総評で決めます。
評価は減点方式のため、ミスをするたびに評価が下がります。
人事評価は不透明な部分が多いです。
ただし、駅の規模が小さくなるほど上司の目が行き届きやすいので、評価は透明性が高くなるところもあります。
お客様から直接感謝され、クレームを言われる
お客様と接する機会の多い駅勤務は、お客様から直接感謝されることもある、やりがいのある仕事です。
- 丁寧に案内したことで感謝される
- 車いすの人、目の見えない人に丁寧に対応することで感謝される
など、お客様の感謝の声をダイレクトに受けることができます。
ただし、クレームをダイレクトに受けるのも駅勤務の宿命です。
- 電車の遅延で文句を言ってくるお客さん
- 駆け込み乗車を防ぐためにドアをしめたら怒鳴られる
- 最終電車にあとちょっとで乗れなかった人から殴られる
- お客さんからツバをはきかけかれる
など、お客さんの理不尽なクレームを受けるのも、駅勤務の仕事です。
人格を否定されるようなクレームもあるため、メンタルの強さ、割り切って謝る力が必要です。
ルールや決まりごとが多い
鉄道業である以上、ルールを守ることは絶対です。
社員がルールを守らないことは、人命にかかわるからです。
そのため、JR東日本では、柔軟なアイデアや発想力はあまり必要とされない職種が多いです。
「毎日同じことをミスなく繰り返すこと」が求められます。
毎日同じことの繰り返しに飽きてしまう人は、正直JR東日本には向きません。
独自性はあまり必要ないのです。
そのかわり、営業職のような成果主義はありませんし、ノルマもありません。
死体の回収
駅勤務で一番きついのが、人身事故による死体の回収作業です。
これは、精神的にきます。
トラウマになってしまう人もいます。
スピードを出している電車に人が飛び込むと、遺体がバラバラに飛び散ってしまいます。
二次被害を防ぐため、飛び散った遺体をすべて回収しなければいけません。
回収作業中は電車を停めることが多く、迅速に遺体の回収をする必要があります。
世の中の仕事で遺体に向き合う仕事は、病院、警察、葬儀社など限られていますが、鉄道業も遺体と向き合う仕事です。
特に、月曜日の朝は飛び込みが多く、辛い仕事です。
他業界への転職は不利
鉄道業界の仕事は特殊なものが多く、鉄道業界でしか活かせないスキルも多いです。
もし、JR東日本から他業界への転職をする際は、他業界で活かせるスキルが少ないことから、転職には不利です。
意外と、つぶしの効かない仕事なのです。
特に、30歳を超えてしまったら、もう他の業界への転職は難しいでしょう。
定年までJR東日本で働く覚悟は必要です。
2chの内容は本当なのか?
JR東日本の社会人採用に関する2chは、毎年大変盛り上がっています。
情報量が多すぎるため、どれが本当なのかわかりにくいですよね。
2chもよーく読んでみると、実際にJR東日本の社会人採用にエントリーした人の声がきちんと載っています。
きちんと真実も書いてあるのです。
事実、筆記試験の内容は真実が書かれていました。
変な誹謗中傷は少ない方のスレですので、貴重な情報だけをピックアップしましょう。
ただ、これだけ盛り上がるスレということは、JR東日本の社会人採用を受けている人はたくさんいるということです。
採用倍率が上がるわけですね…。
最終学歴が高卒でも採用される?
JR東日本の社会人採用は、高卒でも採用されます。
採用の段階では、学歴はあまり問われません。
最終学歴が高卒の人でも、超安定大手企業であるJR東日本に転職することができます。
入社後の給料は大卒の方が高いですが、入社後の出世によっては大卒の給料を超えることもできます。
まとめ
いかがでしたか?
JR東日本の社会人採用の情報や、JR東日本の良い部分も悪い部分もお伝えしてきました。
社会人採用は通年募集ではなく、エントリーの時期が限定されています。
エントリー時期を逃すと、翌年まで待たなければいけませんので、ご注意を。
社会人採用の応募の最終学歴が高卒以上であるため、高卒20代の人でJR東日本への転職を目指す人もたくさんいます。
ですが、採用倍率は非常に高いため、なかなか採用されません。
JR東日本への転職がおすすめの人は、
- 電車が好き
- 毎日同じことの繰り返しが好き
- 年功序列企業が良い
- JR東日本で定年まで働く覚悟がある
- 入社できたら絶対に転職しない
という人です。
反対に、JR東日本への転職をおすすめしない人は、
- 電車に興味がない
- 仕事に変化がほしい
- 自分の頑張りが評価される仕事をしたい
- 若くして稼ぎたい
- 土日祝は休みたい
- 成長できる仕事をしたい
という人です。
「JR東日本への転職をおすすめしない人」に該当する人は、高卒20代専門の転職の相談窓口を活用すると良いでしょう。
自分に合う会社を紹介してくれます。
あなたの転職の参考になれば幸いです(^^)